★ウクレレの誕生
 1879年8月23日、ポルトガルの南西の島、大西洋に浮かぶマデイラ島から、さとうきび畑で働くために集まった人々を載せた船レーベンスクラグ(Ravenscraig)号が、ハワイ・ホノルルに到着。その船には、ポルトガルの民族楽器で、4弦の弦楽器 ブラギーニャ(Braguinha)が持ち込まれていました。このブラギーニャが、後のウクレレの原型であるといわれています。レーベンスクラグ号には、マニュエル・ヌネス(Manuel Nunes)など楽器職人も乗船していて、彼らはハワイでウクレレ作りを始めました。ヌネスの弟子から、後にカマカ(KAMAKA)などハワイの有名メーカーが誕生しています。
★ウクレレ (Ukulele)の語源
 ウクレレ「Ukulele」とはハワイ語で「ノミ(uke)が跳ねる(lele)」を意味しますが、なぜこの名前なのか?には諸説あります。「飛び跳ねて演奏する様子から」という説や、「演奏者の左指の速い動きから」という説などなど。真相はいかに?
★ウクレレの種類
 ウクレレは、大きく分けると次のようにソプラノからバリトンまで4種類のサイズに分けられます。
★ウクレレの各部の名称
★ウクレレのチューニング
 演奏の前には、必ずウクレレの4本弦をそれぞれ決められた音程に合わせる「チューニング」を行います。ウクレレの代表的なチューニングには、ハイGチューニングとローGチューニングの2種類があります。楽譜のアレンジに合わせて、チューニングを変える必要があります。(どちらのチューニングでも弾けるアレンジもあります)
★ダイアグラムの見方
 ダイアグラムとは、上から見た指板をそのまま図にして、押弦(おうげん)する指のポジションを表した図です。楽譜のアドバイスのページなどに出てきますので、見方を覚えておきましょう。
★TAB譜の読み方
 TAB譜は、視覚的に直感的に理解できる分かりやすい譜面です。ウクレレの4本弦を横線で、押さえるフレットを数字で示しています。ハタなどで音の長さも表記されています。
★ドレミ〜のTAB譜表記
TAB譜でドレミ~は下記のようになります。(五線譜と合わせて確認してください。)
★リピート(反復)記号
★リピート(反復)記号の使用例
★テクニック記号
★その他の音楽記号